2011年1月23日

マレーのブログ@全豪2011

ブログではないのですが、マレーがThe Australianに連載記事を書いているようです。子供時代の話とかが書かれていて、マレーのことをあまり知らない私にはなかなか面白いし読みやすい英語なので、興味のある方+まだ読まれてない方はぜひどうぞ。

Teenage Nadal was wake-up call I needed (1月22日)

Day I chose tennis over a football career  (1月20日)

Painful loss to Roger my toughest lesson (1月17日)

 

The AustralianはTimes Onlineのナダルのブログのようにまとめられてないので、他にも記事があるかもしれませんが、私が見つけたのは上の3件。

スペイン留学の話がちょっと面白かったので、1月22日の分を少し訳してみました。よかったらどうぞ。

時間があれば、去年ロジャーに負けた時の話も訳したいなぁ。

 


 

Teenage Nadal was wake-up call I needed
10代のナダルは僕に必要なウェイクアップ・コールだった

The Australian 1月22日

 

今週、僕が10代の時サッカーよりテニスを選んだ話をした。でもその後、もうひとつ大きな決断をしなければならなかった。それは僕が今、全豪オープンの3回戦を戦っていることの大きな理由になる決断だ。

多分、ラファエル・ナダルと僕が10代の頃からのライバルでありよい友達でもあることを知っている人もいるだろう。でも僕が15の時に家を出てスペインへ移る決断をしたことに彼が大きく影響していたことには気づいてないかもしれない。

ジュニアの時、僕たちの国は、ヨーロッパ・ウィンター・カップみたいな団体戦の大会で互いに対戦していた。実際にはナダルとは対戦したことはなかったけれど。僕は彼より一つ年下だったし、彼がスペイン・チームのリーダーだったのに対し、僕はイギリスのNo.2だったから。彼が僕をバルセロナに移住させることになった何かを言った時、僕たちはテニスのラケットを持っていなかった。

その代わり、僕たちはラケットボールをやる子供たちのグループの中にいた。

僕はそのグループの子供たち全員に、誰と練習をやっているか聞いていた。そして、ナダルが「カルロス・モヤ」と言ったとき、それば大きなウェイクアップ・コールになった。

故郷では、僕たちは学校でスポーツする機会がなかったから(人々がスポーツで生計をたてる大きなチャンスを作るには、何か変えるべきだと思う)、僕は1日90分、週4日しかコーチと練習できなかった。それなのに、世界のトップ選手と打ち合い、一日4、5時間、週5日トレーニングしてるライバルがいる。

僕は自分が十分にやっていないと気づき、引っ越す必要があると分かった。それは僕がやりたいことではなかったし、辛いものになるだろうと分かっていた。というのも、兄のジェイミーが12歳の時ケンブリッジのアカデミーに移ったけれど、うまくいかなかったからだ。彼はホームシックになり、家に帰りたがった。父と母が僕の決断を少し心配しているのは分かっていた。彼らは僕たちに幸せになってほしいだけだったからだ。でも、サッカーではなくテニスをやりたいと決めたのだから、僕は自分の持っているすべてをテニスにつぎ込む必要があった。

一番辛かったのは、スペインのアカデミーに着いて最初に取った何度かの食事だった。それは少しカルチャー・ショックだった。

僕がそこで知ってる人は一人だけで、しかもそんなによく知らなかった。だから、僕はキャンティーンに入って行って一人で座っていた。それに食べ物もあまりおいしくなかった。残念ながら、パエリアはなかった!パスタとサラダが出されただけだった。でも一番大きな変化は、夕食を食べる時間と寝る時間だった。イギリスでは、ほとんどの人たちは6時に夕食を食べるし、僕は9時ごろベッドに入っていた。スペインでは、その時間までみんな食事をしない。何もかも少し違っていたけど、学校とスポーツを一緒にできること(学校だけじゃなくて)は僕にとってはすばらしいことだった。

最初の何週間かは辛かったけど、そこでの滞在が長引くにつれ、好きになって来た。ホームシックには一度もならなかった。家族が恋しくはなったけれど。僕たちはよく試合に出るために旅行してたから。そして、テニス選手になるのに役に立っただけでなく、僕はそこで二人の親友に出会った。一人はペルー、もう一人はベネズエラの出身だ。ダニーは僕のヒッティング・パートナーとして一緒に旅をしてるし、とてもいい選手でもある。

こう言うと、みんな僕がスペイン語を話せると思うだろうね。それが、悲しいことに、あんまりパッとしないんだ。人が話してるのはかなり分かるんだけど、問題はみんなが英語を話してたってことなんだ。インターナショナル・アカデミーだったから。僕が友達にスペイン語で話しかけると、彼らは英語で答える。だからそうしたいと思ったほど多くは学べなかった。

コメント

  • ありがとうございました。
    面白い記事ですね!
    マレーくんのプレーは割と好きで、人間もなんとなく好ましく思っているので嬉しいです。

    15歳で自分から外国に出て一人で生活することを選ぶなんてやっぱり普通の子供じゃなかったんだ。ステージママみたいなのが付いてるから、ママや周囲の勧めがあったのかと思ったら、全く自分で決めたんですね。
    やっぱり見所あるじゃん(笑)。

    スペイン語うまくならなかった理由、わかる(^^;)。日本にいる外人たちもそうですもんね~。

    • No.20931のいっこさんのコメントへの返信

      私もど~もあのママが怖いんですけど、実はやさしいママなのかなぁ。
      けっこう周りからお尻を叩かれている印象がマレーにはあったのですが、実は自発的な子だったのですね。ちょっと尊敬・・・

  • こちらも訳してくれて、ありガト~!
    マレーって、なんだかシャイな人に見えます。
    (ちなみにうちの息子と同い年です。)
    そんな彼が、テニスを仕事にするに当たって、こんな風に考えてたんですね~。
    とても新鮮でした。
    こういうのを紹介してもらえると、次の試合を見る目が変わっちゃいます!対戦したとき、どうしよう~~(笑笑)

    • No.20933ののびたさんのコメントへの返信

      人となりを知るとつい応援モードに入ってしまいますよね。
      ラファとマレーは順調にいけばSFで激突・・・
      ラファスラムか、マレーの初GSタイトルか、どっちを応援していいか悩む。。。

  • ブログ訳、楽しませてもらいました。
    nannanさんが訳すブログって、いつもその本人が語っているみたいな感じがしてとても好きです。
    マレー、一日中ゲームをやってるとかいう話しか知らなかったし、インタビューすら読んだことなかったんですけど、ブログとか読めると面白いですね。文才もあるのかな。読み物として読んでも面白かったです。

    • No.20935のfuji-sanさんのコメントへの返信

      fuji-sanさん、ありがとうございます。
      そういえばマレーはゲームのやりすぎで彼女と別れたんでしたね。。。(-_-) 復活したようですが。
      マレーの記事なかなか面白いですよね。ナダルみたいに慣れない英語でちょこちょこっとつぶやいてくれるのもいいけど、さすが英語圏の人。これぐらいまとまった話になっていると、読みがいがあってうれしいですね。

  • nannanさん、私、マレーはラファの次に好きなうちの一人なのでこちらも訳していただいてとても嬉しいです!
    ラファがモヤと練習してると聞いてスペイン留学決心~の話は前にどこかで耳にしましたが、その頃の生活やマレー自身の気持ちなどは知らなかったので新鮮で面白く読ませていただきました。
    母国では毎日6時に夕食だったんじゃ慣れるまではお腹が空いて辛かっただろうなぁ(笑)

    こちらもぜひ、お時間の有るときに続きをまたお願いしたいです~(欲張り!)

    • No.20937のりらさんのコメントへの返信

      りらさんはマレーファンでもあったんですね。
      ほめられると調子に乗るタイプなので、また訳させていただきます。
      9時に夕食・・・私にはムリ。(汗)
      スペイン人は夕方に軽食を取ったりするのかな?

      • No.20948のnannanさんのコメントへの返信

        横レスで失礼します。

        スペイン人の食事は「軽食などを含み1日5回」だとか:
        http://allabout.co.jp/gm/gc/51497/

        スペイン人ってあまり太ってる人がいない気がするんですけど、食事の仕方も関係あるんでしょうか。。

        • No.20961のれいこさんのコメントへの返信

          れいこさん、ありがとう。
          一日5回・・・軽く食べるんですよね。その方が一度にたくさん食べるよりいいって聞きますね。
          私は一度に食べすぎてしまうので、スペインに行ったらたいへんなことになりそうです。(^_^;)

        • No.20961のれいこさんのコメントへの返信

          れいこさんの考察は「テニストーナメントで見かけるスペイン人」に限られているようなので、誤解のないように一言(^^;)

          このブログの食事時間の部分の下にもあるように、スペイン人は太ってます! はっきり言って中年以降はデブが大半!!(ー"ー)
          肥満、中でも子供の肥満が大きな問題になっています。日本や他の国もそうでしょうが、食生活が変わってカロリーが高くしかも質が悪くなって、そのうえ運動量が格段に減っているので、太らない方がおかしいです。スペイン人のスポーツ界での活躍には目を瞠りますが、一般の人特に女性は全く何の運動もしてない人が殆どです。

          たまにフランスに行くと、フランス人が太っていないのに驚きます(笑)。
          フランス料理というとグルメの代表みたいに思われているかもしれませんが、一般のフランス人はかなり質素でしかもスペインに比べてずっとカロリーが低いものを食べているように感じます。

          スペインはまず時間帯がイカン! この記事に書かれているような食べ方をしている人ばかりではないし、これを書いた人は多分マドリッド在住だろうと思いますが。昔マドリッドの役所に10時半頃に電話しようものなら担当者は必ずバルに朝食を取りに行ってて捕まったためしがなかったものです。ただ、この人は「おやつ」と書いてるけど、家では朝食を取らず、10~11時の間にバルに行って取る人が多くて、正確にはそれが朝食だと思います。昼食が遅いからでしょうけど、時間も無駄だし、朝起きてから3時間も何も食べないのはよくないですね。

          お昼は1時~4時の間で、以前は家に帰って取る人が多かったですが、今では(少なくともバルセロナでは)働いている人はお弁当をもってきたりレストランで取るのが殆ど。今は女性も働いているから、家で昼食を作ってくれる人がいない。それに合わせて勤務時間も以前は昼休みが2時間以上あったのに、今は普通は1時間になっており、1時~2時または2時~3時という会社が多いです。

          午後のおやつは確かに殆どの人がとっているようです。それもこれも全てメインの食事の時間帯がずれてるから。夜は9~10時半ぐらいが普通みたい。私はずっと8時過ぎにしていたけど、息子たちの成長に従って、学校の時間帯の都合でこの前まで昼食が3時半ごろになっていました。すると、どうしてもお昼の12時ごろにお腹が空いて間食をしてしまうし、夜は9時までお腹が空かない。夕方は私は間食はしませんが、痩せた次男は燃費が悪いのか腹が空くらしくて、いつもケロッグスとかを食べてます。

          長々と書いてしまいましたが、ご紹介いただいたブログは概ね正しいですが、地方によっても都市か田舎かによっても少し異なると思います。昼食は、書いたように、働いている人で家に帰って取る人が殆どいなくなったことや仕事の効率が悪いことなどから、以前より早く短くなったと思います(バルセロナでは)。週末にゆっくりレストランに行くときなどは別ですが。

          それに対して夕食が遅すぎるのはあまり変わっていません。私はこれが肥満の大きな原因の一つと思ってるんだけど、これを変えるのはほぼ不可能なようです。

          • No.20967のいっこさんのコメントへの返信

            え〜、一般の人はけっこう太ってるんですか。
            アメリカ人みたいに上背も横幅もあってデカイ!という風じゃないから気がつかなかったのかな。(あるいは私の目がやっぱり節穴なのか!?)
            昔と変わったとはいえ、それでも夕食の時間は遅いですね。
            各国の食事情、実に興味深いです。

  • (こんにちは。すっかりご無沙汰してしまいました)
    マレーのブログ、気がつかなかったです。ご紹介ありガト〜ございます!

    ラファが「モヤと練習してる」って自発的に言ったんじゃなくて、マレーがみんなに誰と練習してる?って聞いたんですか。だったら、スペイン留学のきっかけはそういうことを質問したマレー少年自身だと言えますね。な〜るほど!

    夕食の時間の違いなんて言われなきゃ思いつかなかったです。

    • No.20940のれいこさんのコメントへの返信

      れいこさん、お久しぶりです。こちらこそご無沙汰してます。
      それどころか、自分のブログ自体ごぶさたなんですが・・・
      Facebookでマレーの記事を見つけて、つい書きたくなって久々に書きました。

      >スペイン留学のきっかけはそういうことを質問したマレー少年自身だと言えますね
      その答えを聞く運命に導かれていたのかも。。。なんて思ったりします。縁ってふしぎだなぁ。

  • nannanさん、こんにちは。
    マレーのブログ訳ありがとうございます!
    読みながら2007年の全豪の対戦を思い出しました。
    あの当時に比べて2人の実力差もぐっと縮まって…何だかしみじみしちゃいますね。
    マレーが今年こそGSタイトルを獲れますように。

    • No.20955のみつかさんのコメントへの返信

      みつかさん、こんにちは。
      2007年の初対戦の時はすごかったですよね~
      盛り上がってホントに面白かった。
      これからも二人の関係はつづく・・・どんな関係になっていくんでしょうね。楽しみです。

  • nannanさん、こんばんは。お久しぶりです。ずっとお気に入り、に
    登録させて頂いているので、読ませて頂いていますが、マレーの
    ブログ訳、とても興味深く読ませて頂きました。他国に15歳で自分の意思で行く、と読んで、日本の錦織君も、アメリカのテニス学校に
    行ったことを重ね合わせるように読みました。1人でも、目的を持っている人は年齢に関係なく強いのだな、と(よく1人で行動することが多い私には・・とかレベルの低い比較ですが)励みになります(うう、勘違いかもですが) スペイン、夜遅くにご飯ということですが、あちらはサマータイムだったり、夜の9時でも太陽があったような?気がしますが、そういうのも関係しないでしょうかね。私は5月にスペインに旅行に行ったことがありましたが、夜遅く 9時頃食事でした。朝は逆に日が昇るのが
    遅く7時半でも夜明け・・のような(すみません、記憶があいまいです)
    気がしました。スペインの人は本当にタフで、夜中も人通りがたえず、
    なんだかずっとがやがやしていたような思い出のある町(マドリッド?)
    もあります。・・・すみません、記憶が超あいまいなのですが、そんな
    ことを連想しました。訳、大変かと思いますが、本当にいつもありがとう
    ございます。

    • No.20992のjunjunさんのコメントへの返信

      junjunさん、お久しぶりです。超遅レスでごめんなさい(汗)
      運動選手はみんな子供のころから自分の道を選ばなくちゃならなくて、のんびり子供らしく遊んでいられないのがかわいそうな気もします。でもやっぱり決意できるのも才能のひとつなのかもしれません。

      >夜の9時でも太陽があったような?気がしますが
      そういえば、ヨーロッパでは夏だと10時ごろまで明るかったり、夜って感じがしないですよね。明るいうちは外で活動して、帰ってきてゴハン、となるとやっぱり遅くなるのかな。イギリスでは夏でも5時半ごろ食べてましたが。。。帰って来てゴハンたべてまた出かけるというパターンもあるのか。

      ブログなかなか更新できませんが、また時間があったら訳しますので、読みにきてくださいませ。m(__)m

      • No.20996のnannanさんのコメントへの返信

        nannanさん、こんばんは! 今頃になり読みました、お返事ありがとうございます! ”運動選手は子供の頃から~・・” なるほど、そうですね(nannanさんの深いお言葉、私には発想もなく、感動しました。)  物心ついたころ、とか5歳などからテニスをはじめる、など、早くから始めるのをテレビで何となく聞いていましたが、プロになる人は特別早いのだろう・・位でしたが・・・

        外国の行動パターンは、すみません、わからないです・・
        (イギリスは早いんでしたっけ。)

        恐縮です。
        ブログ、こちらこそどうぞよろしくお願い致します!!
        でも睡眠など、お体大事にしてくださいね。
        (私はPCに向かうとすっかり時間の経過を忘れてしまいます(^^;)
        気をつけないと。)

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