2008年3月21日

ナダルのインタビュー@IWツォンガ戦後

ツォンガ戦後のナダルのインタビューです。
もうブレイク戦終わっちゃいましたが、勝ってお祝いムードが続いててよかったです。負けてたら勝ったあとのインタビュー読んでも悲しいですから・・・

この前ナダル英語上手になったよねと言ったけど、やっぱり分からなかった・・・(汗)


March 19, 2008 Interview with Rafael Nadal  ASAP Sports

INDIAN WELLS, CALIFORNIA

4R Nadal d Tsonga 7-6 6-7 7-5

Q:試合の間、メルボルンのことをいろいろ考えた?
N:いや、100%それはないよ。どの試合も違う試合だし、普通の試合だ。メルボルンでは、彼は信じられないようなレベルのプレーをした。僕のプレーは最高じゃなかった。それは確かだよ。
でもボールもコートもここはちょっと違うんだ。ボールはすごくトップスピンがかかる。オーストラリアよりもずっとね。だからそれにちょっと助けられてるんだ。
あとは、そうだな、今日は僕はオーストラリアよりいいプレーをした。でもコンディションがここの方が僕にはいいってことだと思うよ。

Q:第3セット5-2から後のことを話してくれる?
N:分らない。僕はいつも、どのポイントでもファイトしようとしてる。もちろん、少し運もあったよね。だって第3セット5-2で負けてたら、特にツォンガみたいなビッグ・サーバー相手には普通6-3で負けるよ。

でも、そうだな、5-3の最初のポイントがタフで、すごく長かった。最後には僕がこのポイントを取って、それが自信をくれたんだ。とにかく、こういう勝利が僕にはすごく重要だった。勝利は(いつも)重要だけど、こういう勝利はいつでも特別だし自信をくれる。これからもっとよくなると思うよ。

Q:時によってよく守り、アグレッシブに攻撃に出て、また守って、また攻撃。メンタル的にどのように感じてましたか?また、この試合に対するあなたのアプローチはどんなものでしたか?
N:ツォンガはタフだ。彼のサーブがよければ、僕がアグレッシブにプレーするのはすごく難しい。彼のセカンド・サーブもタフだよ。バウンドがすごく変で、攻撃するのが難しいんだ。
だからチャンスがあれば、まずフォアハンドで彼のバックハンドを狙うようにした。
でも彼にチャンスが来たときは、彼には信じられないフォアハンドがあるからね。だから僕はあまり(So I think I didn't play-フォアハンド側には打たないようにしたということ?)・・・いい試合をしたと思うよ。気持のいい試合だった。あまりミスをしなかったから。
フォアハンドのミスをいくつかしたことが、ここ何週間かいい結果を残せなかった理由かもしれない。でもボールの感触はいいよ。

Q:オーストラリアでの試合を振り返って、この試合に臨む時、彼とのスコアを五分五分にするチャンスだと思った?この試合はすごく重要だと考えた?
N:いつの?今日の?

Q:今日の。
N:自分を倒した選手を倒すのはいつだって重要だよ。特に全豪の準決勝はいつでもタフだから。
でも今日のはリベンジじゃない。特別な試合じゃないよ。でも本当のところ、この試合に勝つことは僕にとって重要だった。 彼は今年のライバルのひとりになるね。トップのポジションに入ろうとしてる。だから勝ちたかったんだ。こういう試合はいつでもすごく重要だから。

Q:ナーバスになった?
N:いや、特別なことはなかったよ。

Q:オーストラリアでは試合に入り込めませんでしたね。今日は踏みとどまって彼を押しているようでしたが。
N:すごく違ったよね。ここはコンディションが違うし、今の方が僕はいいプレーをしてると思う。あとは、あっちでは試合の始めが僕にとってすごく悪かった。最初のゲームでブレイクされて、彼のサーブはすごくよかった。第1セットで彼は信じられないようなテニスをして、その後は僕にとってすごくタフになった。

ここでは彼は始めにブレイクされて、それから次のゲームで僕をブレイクして、僕も僕をブレイクした。自分でブレイクしちゃったんだ(笑)。簡単なフォアハンドをふたつアウトにした。
とにかく、試合の始まりが全然違ってた。最初のゲームが試合全体を変えることもあるんだと思うよ。

Q:第3セットの終わりのメンタルな駆け引きについて話してもらえますか?彼はもちろん全豪決勝に残った才能のある選手ですが、あなたはグランドスラムを3つ、多くのタイトルを取っています。結局あなたの方が彼よりメンタル的に強かったように見えました。
N:ひとつの試合でそういうことを言うのは難しいよ。実際、僕の方がトップにいる期間が長いからね。3年いて今日みたいな試合にたくさん勝ってる。
大事な試合、ローマでの2度の決勝とか、たくさんの試合にね。ウィンブルドンのユーズニー戦、今年のチェンナイでのモヤ戦も今日みたいな試合だった。
だから、大事なのはずっと踏みとどまって、勝利を信じること。とにかく、第3セット5-2で負けてたら、すべてのポイントに集中すること。普通なら負けるけど、粘っていればチャンスが1度はまわってくるよ。

Q:オーストラリアであなたは、ツォンガがこのレベルを維持できるかどうか見てみようと言いましたね。今は、彼はトップ10プレイヤーになると思う?
N:もちろん。こんな風にプレーできれば、間違いなく上海のマスターズカップに行くチャンスがあると思うよ。今彼はたくさんのポイントを持ってるからね。オーストラリアで700、ここで75だもの。
だから普通に1年続けられればマスターズに入るだろうね。シーズン第1週で700ポイントは多いよ。

Q:トップ2とか3とかにはなれると思う?ロジャーやノバクのレベルに。
N:誰が?

Q:ジョーが。
N:ツォンガ?

Q:そうです。
N:みんなと同じことしか知らないんだ。分らないよ。あなたはどう思う?僕には分らない。事と次第によるよ。シーズン中に3試合か4試合(大事な試合が?)あって、それに勝てばトップになるチャンスはあると思う。
負ければ、今度は別の戦いをしなくちゃならない。グランドスラムやマスターズシリーズの準決勝、準々決勝まで来て、そういう試合に勝てばポイントが全然違うからね。
3回戦で負けるのとQFやSFに入るのとでは大違いだよ。だからいつもひとつかふたつの試合がランキングを変えるんだ。それ次第だと思う。僕の意見ではね。彼にはトップになるだけのとてもいいショットがあるよ。

Q:つまり、そのレベルに行くには、今日彼が負けたような試合に勝つ必要があるということ?
N:そうじゃない。そうは言ってないよ。1年の間にこういう試合に勝てばトップに行けるだろうって言ったんだ。負ければ、トップになるには問題が増える。僕も、ほかの選手も一緒だ。
彼と僕の間に違いはない。だから、僕もトップでいるためにはこういう試合に勝たなくちゃならないんだ。

Q:ツォンガはあなたがサーブに長い時間を取るので少し気持ちが乱れて、主審に文句を言ったそうです。文句を言うのが聞こえましたか?あなたがサーブに時間を取りすぎると相手の選手が文句を言うのに影響されたことはありますか?
N:相手選手にタイム・バイオレーションを取るように主審に言いに行くなんてあんまりいいことじゃないと思うよ。だって主審はそのためにいるんだから、そんなことする必要ないじゃない。

Q:試合の時、彼が文句を言うのが聞こえた?
N:いや、自分に集中してた。

Q:ブレークとガスケについて話してくれる?
N:ブレークには今まで勝ったことがない。だから彼と戦って勝とうとするのは僕にとってチャレンジなんだ。彼と当たることになれば、いい試合になると思う。
ガスケとは、もっと試合をしたことがあるし、もっと勝ってる。でもいつもタフな試合だ。ジェームズでもガスケでも、すごくタフなQFになるだろうね。すごくタフになると思う。

Q:2年前、ここでジェイムズと戦った時のことを覚えてる?
N:7-6 6-3とかそんな感じだった。

Q:そうですね。
N:そう、つまり僕にもチャンスはあったんだ。第2セットは6-3だったけど、スコアより接戦だった。一番最近彼と戦ったのは上海のマスターズカップで、僕は6-4で第1セットを落とし、それから4-0でリードした。
最終的には7-6 7-6で負けたよ。チャンスはあったのに、ものにできなかったんだ。

Q:ジェームズに対して、チャンスをものにするのが難しいのはなぜでしょう?他の選手に対してはできるのに。
N:ジェイムズはすごく攻撃的な選手だ。いつもアグレッシブにプレーするから、彼が100%のレベルにある時はすごく難しいんだ。

Q:昨日の試合後、ロジャーはフランスの選手はスペインの選手より多様性があって好きだと言ってました。フランスとスペインのスタイルの違いについて、それからロジャーのコメントについてどう思う?
N:僕だって6-1 6-1で勝てば相手の選手についてすごくいいことを言うよ。でも今日みたいな試合に勝った後は、違うんだ。気持が違うんだよ。
フランスのスタイル、スペインのスタイル、スイスのスタイルってことじゃないと思う。どの選手も違うスタイルを持ってる。それが僕の意見だよ。

Q:つまりスペインの選手の中にも多様性がある?ただベースラインで強いだけじゃなくて。
N:フェリシアーノはサーブ・アンド・ボレーをやるし、僕はベースラインでプレーする。ダビド・フェレールもベースライナーだけど、僕とははっきり違う。ベルダスコは信じられないフォアハンドがあるし、モヤはすごく攻撃的だ。すごくいいサーブ、すごくいいフォアハンド、それほどでもないバックハンドがある(笑)。
どの選手もスタイルが違うんだ。それが僕の意見だよ。


今日ナダルタイム・バイオレーション取られてましたね。コメンタリーの人が、「主審はちゃんと時間を計れと昨日言われたんじゃないか」みたいなことを言ってました。ツォンガに?大会に?
ツォンガ、全豪の時も主審に文句言ってて(たしかナダルがサーブでフェイントをかけてるとか・・・これはちょっとイチャモンぽいですが)かなり激昂型の人なのかも。そういうとこ、あんまりいい感じはしませんが、ナダルも試合中に警告受けるよりは、さっさとサーブするようにしてね。(でも昔にくらべればよくなったんだよね・・・がんばれ)

コメント

  • だれそれがこう言ってましたよ、ってのすっごく嫌いです! 何でいつもこういう質問するんだろう。 

    いつだったかな、これじゃ警告されても仕方ないと思った試合と比べたら、ツォンガの時は格段に早かったと思うんですけど? ツォンガちょっと演じている気がするんですけど・・・ショウビジネスですか。

  • nannanさん、待望のインタビューを訳してくれてありガト~!
    >でも今日のはリベンジじゃない。特別な試合じゃないよ。
    この発言は驚きました!
    でも、こういいきれるからこそ長い間No.2の座を守っていられるのでしょうね。
    トップ選手の座について、それを維持することはものすごいストレスだと思いますが、
    考え方をちょっと変えられれば、世界って違って見えるのでしょうね。

    >ショウビジネスですか
    Rafafaさん、プロ選手はどうやって対戦相手にプレッシャーをかけようかと、虎視眈々狙っているという記事を、読んだことがあります。
    残念ながら詳細は忘れてしまいましたが(汗)いずれ、演技性は高いと思います

  • 私は相手のサーブがもたつくとイライラする方なので、ツォンガの気持ちは良くわかります。
    (最初の頃はロジャーもクレームつけてましたよね?)
    昔からシングルスの女子の試合をあまり観たいと思わないのは、サービスが遅いのでイラつくためでした。汗

    でもラファにとっては自分のテニスをする為にベストなタイミングを一生懸命作ってる時間だと思うと許せちゃいますが。。。笑

    >それから次のゲームで僕をブレイクして、僕も僕をブレイクした。自分でブレイクしちゃったんだ

    笑っちゃいました!!!爆!
    他の選手もこういう表現ってするんですか?(英語的に)
    やや自虐的ではありますが・・・
    サッカーで言えば「オウンゴール」みたいなものですよね!
    泣くに泣けないし、ほとぼりが冷めてから笑うしかないって感じ。。。

  • nannanさん、インタビュー訳ありがとうございました。

    ラファにとっては、世間が騒ぐほど特別な試合じゃなかったんですね。でも、前に完敗に近い負け方をした相手との接戦を制したことは、自信につながったでしょうね。
    今日も仕事でブレイク戦は見られなかったのですが、ハイライトとか最後2ゲームとかの動画を見てるとすごく生き生きとプレーしている感じがしました。

    願わくば、もうひとつ勝って久しぶりに決勝での頂上決戦を見たいものです。

  • ■Rafafaさん
    ツォンガは試合中にキレるタイプの選手らしいので、本気でキレてたのかも。演技だとしたら、あんまりお行儀いいとは言えませんねー。まあイラつく気持ちは分かるけど。

    >だれそれがこう言ってましたよ、ってのすっごく嫌いです!
    私も。大体前後の流れを無視して、対立を煽るような引用のしかたしますからね。記者としては刺激的なコメントが欲しいんでしょうけど・・・
    選手たちは慣れてるから簡単には乗らないと思いますが、こういうことにも対処しなきゃならないなんて大変だ。

    ■のびたさん
    平常心を保つ、気持ちを切り替える、過去をひきずらない・・・
    至難の業です。ナダルを師匠と呼ばせていただいていいでしょうか?

    ■puruminさん
    >最初の頃はロジャーもクレームつけてましたよね?
    すごい勢いで上がってきた時にマナーが悪いと叩かれますよね。今はもうみんな慣れたのでは・・・(ナダルも努力してるし・・・たぶん)

    >自分でブレイクしちゃったんだ
    カワイイですよね。多分英語が苦手な人ならではの表現じゃないかと。
    勝ったから笑えるけど、負けてたら泣くに泣けない・・・

    ■funeさん
    同じ相手に連敗すると、心理的にすごく不利になりますから、そういう意味ではこの大会はナダルにとっていい大会だったかも。今日負けちゃいましたけど・・・
    ハードコートのジョコもいつか克服できるといいですね。(祈)

  • >この前ナダル英語上手になったよねと言ったけど、やっぱり分からなかった・・・(汗)

    私も原文を読んでみましたが、確かに…( ̄∀ ̄;)

    ただ、私の場合は、彼がスペイン語またはカタラン語で考えて英語に変えているらしい「直訳してるからヘン」と思われる部分は、若干理解しやすいかも(笑)。それにしても、質問者が「意味がよく解らないんですが?」とか訊き返さないのはいつも不思議に思います。みんな彼の性格とか考え方を何となく解っていて、多少妙なことを言っても理解できるのかな~? 彼の英語がヘンなのはみな解ってるから、誤解されない限りは愛嬌ですけどねェ(笑)。

    ツォンガって「モハメド・アリ」そっくりと言われますが、あまり怒らしたらパンチ食らうんじゃないかと思って怖いです…。
    ラファは相手をじらそうとかそういう策略を思いつくようなタイプじゃないというのは皆分かってると思うし、本人も努力してるのが見えるんだけど(靴下引っ張らなくなった代わりボールてんてんがひどくなったけど…)、気の短い選手は、焦らしてると思うんでしょうね。

    私の感覚では、アヒルくんみたいに、ラインに立ったと思ったらサーブしてるのも、相手は心の準備が出来ていないんじゃないかと思うけど…ど~なんでしょうね? 「間合いが短すぎ」という反則はないのかしら(笑)。

  • いっこさん
    >スペイン語またはカタラン語で考えて英語に変えているらしい
    前にナダルのスペイン語のインタビューをGoogle翻訳で英語にしてみたら、「あっ、ナダルの英語だ!!」って思って大笑いしたことがあります。

    >質問者が「意味がよく解らないんですが?」とか訊き返さないのはいつも不思議に思います。
    私もです。みんな分かるのだろうか・・・
    特に時制がほとんど現在形なのには参ります。いつの話をしてるの~~~?去年は過去形とかも使ってたと思うのに、忘れたのかなあ。

    >「間合いが短すぎ」という反則はないのかしら(笑)。
    ロディック早いですよね~
    でもさすがに相手が構える前に打っちゃったらダメなんですよね?ポイントが終わったら走って行って、相手がポジションにつく前にサーブ!とか・・・(せこい)

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