2008年1月24日

ナダルの敗者インタビュー@全豪08

たぶん敗者インタビューはWOWOWに出ないと思うので(出るかもしれないけど)、訳してみました。

原文(英語): Rafael Nadal interview 24.01.08
Nadal lost to Tsonga 2-6 3-6 2-6


Q:当然あまりうれしくないですよね。今夜、あなたのゲームに何があったんですか?
N:何も。

Q:何も?
N:何も起きてないよ。今日のことは受け入れなきゃ。彼が信じられないプレーをしたんだ。毎回ハードにボールを打って、信じられないサーブをした。ミスをすることもあったけど、バックハンドではミスはひとつもなかったよ。フォアハンドを打てば毎回ウィナーだし。だから彼におめでとうを言うよ。それだけだ。

Q:あなたはリズムに乗れないようでしたが。
N:いや、リズムには乗ってたよ。でも、本当のところ、この試合で僕にチャンスはなかった。僕はいいプレーをしてた。でも、いくら聞かれても、本当に、これが僕の今の感触なんだ。彼は僕よりいいプレーをした。僕はこれを受け入れなきゃならない。それだけだよ。改善を続けるよ。

でも、とにかく、このレベルで、今夜彼がプレーしたみたいにやられたら、止めるのは難しいね。

Q:あなたはフェデラーと14回対戦してますね。フェデラーがあなたに対して、今夜ジョー・ウィルフライがやった以上のプレーをしたことはある?
N:フェデラーはフェデラーだよ。彼はこのレベルか、もう少しいいプレーができるけど、今夜以上にやるのは本当に難しいだろうね。比べるのは難しいな。スタイルが違うから。でも、今夜のツォンガは信じられなかった。

いくつか信じられないボレーがあったよ。僕がいいパッシング・ショットを打つと、ドロップショット・ボレーだ。理解できないね。それ以上のことは何もない。この試合について多くを語るのは難しいよ。何もなかったと言うしかないから。彼は僕よりいいプレーをした。それが僕を倒した理由なんだ。

僕はベストのプレーをしようとした。少し遅くしてみたり、速くしてみたり、コートの中に入ったり、後ろに下がったり。チャンスはなかった。今日はだめだった。また次だね。

Q:ブレイクの時のボレーがターニング・ポイントだったと思う?
N:第3セットでは1-1より2-0の方がいいよね。本当に、彼は信じられないプレーをしたんだ。うん、もし僕があれをブレイクしてたら、彼はグランド・スラムの決勝に向けて、もう少しプレッシャーを感じたかもしれないね。

でも、このポイントは、彼がどうプレーしたかの説明にはならないね。僕はすごくいいポイントをプレーして、いいパッシングショットを打った。ドロップショットにも追いついた。すごくいいショットだったよ。でもタッチがすごく悪くて、ボールはラインにすごく近いところに落ちた。チャンスはなかったよ。

Q:つまり、運もあったってこと?いくつかのショットでは彼はラッキーだった?
N:やめてよ、そんなことは言ってない。僕は彼がすごく、すごくいいプレーをしたって言ったんだ。彼はラッキーなんかじゃない。運でマレーを倒したり、ガスケを倒したり、ユーズニーを倒したわけじゃない。運じゃないよ。

この大会ではすごくいいプレーがたくさんあった。この先ずっとかどうかは分からないけど、この大会については言うことはないよ。

Q:彼はロジャーを倒せると思う?もしロジャーが決勝に来たらだけど。
N:最初のグランド・スラムの決勝ではプレッシャーを感じると思うよ。ロジャーでもジョコビッチでも、彼が今日みたいなプレーをすれば、どちらに対してもチャンスはある。でも、決勝ではプレッシャーを感じると思うよ。

Q:今夜、準決勝で彼があまりプレッシャーを感じてなかったことに驚いた?
N:全然違うんだ。決勝でプレーして、すごく大きなタイトルを取るのはね。僕の意見では、まったく別物だよ。

Q:主審に何を言われたんですか?チェンジ・エンドのとき、何か言ってましたが。
N:何も。大したことじゃないよ。彼が言ったのは・・・(スペイン語で)
ベニト:彼がサーブでフェイントをかけてるのかどうか、というようなことだそうです。サーブでフェイントをかけて、それからサーブしていると。動きを途中で止めているとツォンガが言ったということです。まったくおかしなことですよ。意味が分からない。ツォンガが彼にそう言ったけれど、あまり取り合わなかったということです。

Q:今夜ジョーに当たるまでは、自分がこの大会で優勝するほどいいプレーをしてると感じていた?
N:うん、そう思うよ。すごくいいプレーをしてた。すごくよかった。でも今夜ツォンガを倒すほどじゃなかったね。

Q:数ヶ月前に全米オープンで彼と当たったとき、彼に今夜みたいなゲームができるって分かってた?
N:そうだな、考えなくちゃね。今彼ははキャリアで最高の状態だから難しいよ。プレッシャーはゼロだし、すべてが彼に有利に働いてる。

こんな風にプレーしてる時は、すべてのボールがライン上に行くし、すべてがインだ。これが彼の本当のレベルだとは思わない。もちろん、彼はこんなふうにプレーできるんだけど、毎週じゃない。そんなことは不可能だよ。違う?今彼は・・・今何位だっけ?

Q:38位です。
N:どう思う?このレベルで38位なんてありえないでしょう。

Q:これが彼のゲームの本当のレベルじゃないかもしれませんね。彼はすごく傷ついてますよ。
N:彼はよくなってるよ。すごくよくなってる。でも、本当のところ、こんなレベルで毎回プレーすることはできないと思うよ。信じられない走り、爆発的な肉体、何も言うことはないよ。今夜の彼のゲームには悪いところは何もなかった。何か見つけなくちゃね。寝ないで考えるよ。

コメント

  • Hola・・・。
    ひゅうるりぃ~ひゅうりい~ららぁ~
    ツォンガは本当につぉいんがですぅ~♪

    あぁ~ラファ残念っ。(ToT)↓
    nannanさん、早速のインタビュー訳ありがとうございます。
    映像が見られないので、TVの実況&解説を聞きながらライブスコアを睨んでましたが、今大会のツォンガ、絶好調。高い確率でサーブはビシビシ決まるし、読みが良くて動きが早い。ラリー戦になっても一歩も引かずアグレッシブなプレイを貫き、ラファはなかなか自分のテニスをさせてもらえなかった様子。

    こんな選手が今までどこに潜んでいたのかと思いましたが、故障が長引いてなかなか大会にも出られなかったとの事。そんなブランクを吹き飛ばすかのように今大会で大ブレイクした彼を褒めるしかないです。
    試合内容は残念だったけど、ラファには全豪OPでSF進出したことを大いに褒めてあげたいし、試合&ブログを楽しませてくれてありがとうと言いたいです。

    そしていっこさん、ラファのブログ訳をありがとうございました。マナコールの日本レストランでのエンターティメント、考案(妄想)中っす。

    では、ラファの健闘と健康を祈りつつ、Adios!

  • ツォンガすごい、わぁ~

    で、このまま彼がこの調子を持続するでしょうか?? 全豪が終わってからって事ですが。 年末にフェデラーがナルバンディアンに負けたときに「1年を通じてベストのプレーをするのは難しい事だ」って言ってませんでした? 確かに年末ナル様すごかったですが、今大会ではそうでもなかったですしねぇ。

    ラファが2位にいるのはだてじゃないです。 No.2として恥ずかしいと言っている人もいますが、じゃあ誰か今までラファが成し遂げた事を同じだけやれる人がいるんでしょうか? そりゃあ、将来出てくるとは思いますけど、それ程簡単じゃないですよ、No?

    (ツォンガ)この調子でがんがん戦っていくとまた背中を痛めるんじゃないかなぁと心配。好きなタイプの選手ですから頑張って欲しいですけど、ほどほどにね~^^;

    ラファは大丈夫ですよ~。多分ショックを受けたと思いますけど、まだ当分は2位をキープしてくれると思います(願望)

    私は案外さばさばしてます。全仏で負けたら話は別ですけどね。いやこうなったら絶対英・仏取ってもらいます! ばも~す!!!!!!!!!

  • 残念…。でも、この頃何回かこういうパターンで負けてるのでショックが少ないです(笑)。ハンブルクの決勝で81連勝に土が付いたとき、あの時はきつかったけど…。二日ぐらい暗~~い気持ちで過ごしました。

    それに、思えば何だか胸騒ぎがしてたんですよね…1回戦でツォンガがマレーに勝った時から。昨年の終わりごろから日増しに存在感が増して来る感じだったし、しょっぱなにマレーに勝って、ガスケも歯が立たなかったとき、こういうことになるんじゃないかという予感がしたんです。テレビではニュースで見ただけですけど、動きが尋常じゃなかった。コートが狭く見えちゃうんですよね。なんか、人間離れしてました(ゴ○ラ…)。
    憑依かな??(ゴ○ラがね…)

    ラファも「お手上げ」状態だったようですね。歯が立たないで負けるというのは業腹だけど、ウィンブルドン決勝戦みたいに接戦で負けるより残念さは少ないかな~(笑)。このインタビュー、半分ぐらい見逃したけど、テレビで一部見ました。ラファが英語で受け答えしてるのをアナウンサーがスペイン語に訳していたのですが、多分これと同じ。それって変な感じですけど(笑)。

    彼が言っているように、「改善を続けるだけ」ですね。相手が自分を超えた時、そのプレーから学ぶ、いつもそういう姿勢でいてほしいです。

    しかし、こうなったらますますウィンブルドン獲らせてあげたいなあ…。

    それから、今のところ今日はブログ書いてませんね。この辺になると、勝っても負けてもインタビューなどで忙しいんでしょうけど、負けたら多分明日にはもう帰ってしまうのでしょうから、余計忙しいんじゃないでしょうか。ちょっと時間が経って落ち着かないと書く気もしないだろうし。飛行機の中ででも暇つぶしに締めの一編を書いてくれないかな、と期待してます。

  • 本当にお手上げでしたね。
    ま、No.1でもNo.2でもマエストロでもそういう日があってもいいんじゃないでしょうか。その代わり、鬼のようにすごいプレイをする日もあるわけですから。高い平均値を保ちつつ、ここという大舞台で人間離れしたパフォーマンスを見せてくれればいいと思ってます。

    ツォンガは最近の全豪準優勝者たちとはちょっと違うから、今後もトップに居続ける可能性は大きいと思います。
    あぁ、本当にトップ10の座が20個くらい欲しい・・・

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