Wimbledon 3回戦後のナダルのインタビュー
ソダリングとのマラソン3回戦に勝ったあとのナダルのインタビュー。 原文はこちら>>
もう勝ったから好きなだけ文句言ってもいいよ。足掛け5日も1つの試合をやらされたアナタには怒る権利がある。
ソダリング、天敵入り決定。
ケンカしないでね。
興奮してるのか、ナダルいつになく口がすべりがち。気をつけて。
なんか英語うまくなってるね。毎日のブログの成果?
Q:マラソンを終えてどんな気分?
N:すごく嬉しい。勝ててすごく嬉しいし、試合が終わってすごく嬉しい。それが今日一番大事なことだよ。
Q:ウィンブルドンの典型的な最悪のコンディションですね。
N:こんなだったことないよ。たぶん、僕は5年になるけどこんなのは思い出せない。多分、キャリアで一番タフな試合だね。
Q:どれぐらいタフだった?
N:信じられないほど。中断はいつでも彼より僕に対してタフだった。僕の方が勝ってたからね。タイブレイク7オールで中断したのは、起こりうる最悪のことだよ。彼を倒すところで、セットでもブレイクでもいいプレーをしてた時に中断だ。第3セット2-0 30オールでまた中断。いつでも僕にとってすごく、すごく難しい瞬間だった。最後の中断は4オールで僕にとって最悪じゃなかったけど。全部僕のサーブのときだったんだ。相手はそんなにプレッシャーを感じずにプレーできる。毎回最初のポイントは僕のサーブだからね。僕にはすごくタフだったよ。
Q:最後のマッチポイントはハラハラしましたね。7-5で勝つ前、自信はどれほどありましたか?
N:今日コートに出るとき、負けることもありうるし、勝つこともありうると分かってた。僕はそれを受け入れようと思った。最高の態度で臨み、最善を尽くそうと思った。どんなこともありうると思ったよ。
Q:月曜日にもマッチポイントがありましたね。夜、自分がマッチポイントを握ったと思いながら眠ったでしょう。夕べも自分がマッチポイントを握ったのにと思いながら眠ったでしょう。次の日も戻ってきてプレーしなきゃならないのは、すごく難しいことでしたか?
N:そう、タフだった。難しかったよ。マッチポイントはこれぐらいでアウトだったんだから。いいポイントをプレーしたんだ。そう、すぐ忘れてプレーを続けることを考えたよ。うん、すごく、すごくタフだった。彼のプレーはどんどんよくなってたからね。僕は有利な立場を守らなきゃならなかったから、タフだったよ。
Q:プレーの合間には何をしていたの?
N:毎日ロッカールームに8時間とか9時間とかいたよ。
Q:ゲーム中、ソダリングのプレーをどう思った?彼の振る舞いはどう?
N:ほんとに、正直言って多分最悪だよ。だって僕が・・・(スペイン語で)
モデレーター:ネットの近くで転んだとき、彼は謝ったり助けたりしようとネットまで来ることもしなかった。
N:そのあとだって、ネットに当たって反対側にボールが落ちた時だって、あやまらなかったし。試合が終わった時だって、手なんてこんな風で、ちょっとだけ(顔をそむける)。4日もやった後なのに、普通じゃないよ。
ロッカールームでも、他の選手に対して・・・彼はロッカールームで最高の人物じゃないね。
Q:ロッカールームでどんななの?
N:いや、何も。何もないよ。
Q:彼があなたをからかった時には頭にきた?パンツを引っ張ってみんなが笑った時は。
N:僕は、ただ勝つことと試合のことだけ考えてた。あんなことに巻き込まれたくなかったんだ。そんなことは考えない。本当のことを言えば、あまりいいものじゃないよ。彼にとってもね。でも誰でもやりたいことをやる権利がある。最後には、人生の最後にどうなるかそのうち分かるよ。
Q:昨日は第2試合でしたね。ほとんど試合ができませんでしたが、第1試合でなくて気を悪くしませんでしたか?試合が終わらなくて。
N:それは理解できるんだ。その前の日は1日中試合だったからね。大会が今度はひと試合あとに入れたのは理解できる。でもいくつか分からないことがあるんだ。どうして日曜に試合がなかったのかが分からない。天気はまあまあで、昨日や月曜、今日よりはるかによかったんだ。どうして彼らが昨日キャンセルしたのか、8:10には太陽が出てて、1時間出てたから、僕たちは1時間試合ができたんだ。どうして15分試合をするためにコートに出なきゃならないのか分からない。彼らはメテオ(?meteo)を持ってるから分かってたはずなんだ。これは選手にはすごくタフなんだよ。多分彼らはあまり選手のこと考えてないんだろうね。
Q:次の対戦相手はミハイル・ユーズニーですね。次のマラソンを始める準備はできてる?
N:ユーズニーはすごい選手だ。とてもいいシーズンを送ってる。僕にはすごくタフな試合になるだろうね。ハードコートで2回彼に負けてるんだ。去年のUSオープンのQFと今年のドバイで。一番最近はローマで彼を倒した。でも今日勝って自信を感じるんだ。でももちろん今日は少し疲れてるよ。毎日、毎時間すごい緊張だったから。最善の準備をするよ。午後少し練習して、明日は最善を尽くす。でも、どんなこともありうるよ。
Q:この数日の経験は、ウィンブルドンでのあなたの戦いにどれほどダメージを与えましたか?一方のロジャー・フェデラーは幸運をつかんで順調ですね。問題を乗り越えていけると思う?自信はありますか?問題があっても切り抜けていけると思いますか?それともこの数日でチャンスが損なわれたと思う?
N:僕の意見では、下のドローのチャンスは上より低いよね。とにかく、明日プレーして勝っても負けても、他の選手にはチャンスは少し少ないよね。連続で何日もプレーしなきゃならないから。もう一方のロジャーのいるドローは・・・・ロジャーは先週休暇をとってたようなものだよ。
Q:それでも勝てると信じてる?
N:僕が信じてるのは、明日は難しい試合になるってこと。明日はベストを尽くすってことだよ。
Q:まだ雨と芝と待機のウィンブルドンを愛してる?この大会をどれぐらい愛してる?
N:大会の後は分からないけど、今はちょっとだけ、来たときより少ないな(smiling)。とにかく、信じられない大会だよ。
Q:頻繁に出たり入ったりする時、自分をシャープに保つために通る精神的なプロセスがある?
N:いや、僕はただ(聞き取り不能)しようとしてたんだけど、最初はタフだった。でも、5回目になったら、もう冗談みたいなものだよね。疲れた。すごく疲れたよ。ロッカールームまで歩いて、コートまで歩いて、毎回。




コメント
ラファはメンタルが強いって評判ですが、その理由がよくわかるインタビューですね。
>N:僕は、ただ勝つことと試合のことだけ考えてた。あんなことに巻き込まれたくなかったんだ。そんなことは考えない。本当のことを言えば、あまりいいものじゃないよ。彼にとってもね。でも誰でもやりたいことをやる権利がある。最後には、人生の最後にどうなるかそのうち分かるよ。
辛いことに対する考え方が、理想的だと思います。
21歳の彼から、人生に対する考え方を教わった気分です、本当にね!
どんなに疲れたことでしょう。
それなのに今日も勝ってくれて、ファン冥利に尽きます。
nannanさんもここではフェデラーファンだろうけど、
こんなラファを誇りに思っているんじゃないかしら,no?
願わくばソダーリンのインタビューを訳して欲しいものです。忙しいでしょうから、落ち着いたときにでも・・・勝手ですみません。
のびた at 2007年7月 6日 00:06 | 返信
>>のびたさん
>21歳の彼から、人生に対する考え方を教わった気分です
私もいつも教わってしまいます。ラファ+トニおじのところに弟子入りしたいぐらいですよ。
スポーツ選手はピークが早いから、精神的にも早熟でないとモノにならないんでしょうね・・・
でもこんな風に人を批判したり、そのことで悩んだりして、やっぱり若いなと思ったりもします。
リクエストにお応えして、近いうちソダーリンのインタビューも訳しますね。ちょっと気の毒ですよ。同じ4日間のマラソンをやり終えた選手に対して・・・
でも、これがきっかけで態度が変わるのであれば、彼のためにはいいのかもしれないし、分からないですね。
nannan at 2007年7月 6日 12:46 | 返信
興味深いインタビューでした。いつも翻訳ありがとうございます。
あり得ないような試合を終えて、ちょっと興奮気味だったのかもしれませんね。
でもそのあと(ブログで)少し反省したり、というのがナダルらしい。
ただ今回みたいな試合のあとでは、あまり自分のなかにためこまないでこれくらいの愚痴は言ってもいい気がします。
本当はもっともっと言いたいことがあったはず。友達とか周囲の人にいろいろ言ってストレス解消できたかな。
ソダリングもあんな試合を強いられて、しかも負けてしまって、そのうえインタビューで責められていたということで、いいとこなしですね。確かにちょっとかわいそう。
でもそれがプロの世界ってものなんでしょうねぇ。厳しいなぁ。
goryu at 2007年7月 6日 16:19 | 返信
>>goryuさん
>少し反省したり、というのがナダルらしい。
失敗したかも、と思って、素直に表現するのが可愛らしいですね。こういう素直さは大事にして欲しい。影響力が強いから、何か言うとすぐ問題になったりして気の毒です。そのうち嫌気がさしてどうでもいいことしか言わなくなっちゃったら寂しい。
ソダリングも気分悪いでしょうけど、マナー改善のチャンスと前向きに捕らえてくれるといいですね。(でも多分、ナダルに言われたくないと思っている気がする・・・)私けっこう好きなんで、がんばって欲しいです。
nannan at 2007年7月 7日 00:44 | 返信
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